ABOUT

さびとは「閑寂さのなかに、奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさ」を表す見た目の美しさについての言葉です。
この世の全てのモノは経年変化によって、さびたり、汚れたり、欠けたりします。
それにより「内部的本質」が「外部へと滲み出てくる」こと、この変化が織りなす多様で独特な美しさをさびといいます。

革や真鍮という経年変化をする素材を用いて、モノを創り、永く使って頂く、それは日本に古くから伝わる侘び寂びの精神を体現することだと感じ『sabinomono』という名前を付けるに至りました。

ロゴには持ち主と一緒に時を経て、味わい深く変化していくアイテムを展開していきたいという想いや、経年変化のイメージからロゴには日時計の時を指す部分をモチーフにしております。




全ての工程を丁寧に手作業で製作しています。
日常的なアイテムからニッチなアイテムまで拘りのアイテムを展開していきます。

革の素材は実際に手に取り、厳選を重ねた革を使用しています。
全て染料染めに拘り、革本来のひとつひとつ違う個性的な表情を十分に楽しめる革を採用しています。

また使用する金具には真鍮製の金具を多く採用しています。
真鍮金具の特徴として高価ではありますが、経年変化で生み出される変化は、元々の金色の輝きを鈍く優しい、それでいて重厚な表情へと変えていきます。
レザーが時間とともに変化した表情も、使い込まれたからこそ生まれる深みがありますので、真鍮と本革の親和性は高く、とても相性の良い組み合わせだと思います。
どちらも耐久性が高く、永くご愛用頂けるアイテムに仕上げています。

時間を共に過ごすほど、味わい深く自分の色へと変化する sabinomono のアイテムはきっとお気に入りのひとつになると思います。